お疲れ様です、エトです。
今回は人外(大型怪物系)に拾われる人間のマンガ「ニンゲンの飼い方」になります。
10月26日追記
2巻目になる「続・ニンゲンの飼い方」の発売が決定してました!
12月4日が楽しみ。
あらすじと紹介
という出会いから始まる魔人と人間の手探り交流日常マンガ。
以前X(旧Twitter)でバズって話題になった人間飼育イラストの書籍版になります。
魔人側からはペット扱いですが、すべてのページで「拾ったからには飼い主としてこのニンゲンをしっかり守ろう!」と試行錯誤、奮闘してる優しい世界で進んでいきます。
主人公は魔人「トゥイミナ」(性別があるかわからないもののなんとなく女の子っぽい)
人間は男性で名前は出ないので不明ですが、お話の最後でトゥイミナから名前がつけられます。
しかしお互い言葉は通じないし、一般魔人のトゥイミナには人間に対する知識などほとんどなし。
男性の方もいきなり異世界、魔人魔獣関係なしにただの怪物にしか見えず。
最初は「食われるんじゃないか」「早く逃げないと」と恐怖心しかありません。
衣食住はバッチリ完備
人間が現れるのは稀とのことですが人間用の服、雑貨や食べ物を売ってるお店。
ちゃんと診察できるお医者さんもいます。
(魔人側からするとペットショップと獣医さん)
作中では使用してませんが、髪やヒゲを整えてくれるトリマーさんな魔人もいるとか。
本当に現れるの稀?
トリマーさんは山越えしないといないらしいから…
食事はニンゲンフード、ですが味つけや食感も種類がたくさんあったり、なんなら麺類もあったり。
なお完全栄養食らしいので、これを食べてれば栄養的にも問題ないとのこと。
ニンゲンは飽きやすい、ということで色々開発されてるようです。
本当に稀?
……どうだろう
基本はケースの中での生活ですが、お風呂にトイレ、寝室は小屋のように分かれててきちんと個室。
ウォーターサーバーっぽいものもあります。
お店にある雑貨の種類を考えると魔人次第ではあるものの、自分好みにできれば快適な空間を作ることもできそう。
でもここ出られないよ
外は危ないからね
外の危険
とここまで人間にとってもなかなか平和な世界が広がっていますが。
けど本来魔人と魔獣が住む世界。
一歩外に出れば襲ってくる魔獣や動物がうろうろ。
食べ物を探そうにも人間には害のあるものはたくさん。
黒い太陽という天気もあり、これも人間が浴びてはいけない光だとか。
正直魔人に拾われない限り詰みだと思う
トゥイミナと友人、獣医さんや店員さんたちとの交流では平穏そのものに見えますが、どうしたってここは異世界。
そもそも基準が彼らのもので、人間は生活どころか生き残ることすら厳しい場所。
まとめ 魔人と人間の通じないけど通じていく日常
エトが「いいなぁ」と思ったのは、主人公ふたりの視点が切り替わりながら進んでいくんですが、この男性側の視点。
魔人トゥイミナ視点だと表紙のような姿なんですが、男性視点だと最初は本当に「怪物」なんですよね。
そんなのに気づけば閉じ込められた。なんか「ギュヴヴルゲギグゥガ」とか意味不明な鳴き声を上げてる。
普通に怖い。
でも日が経つにつれハプニングもあり、どうやら「怪物」は自分を守っている。
食事もくれるし、なんだか心配もしているよう。
……これ、餌になるとかではないな?
気づいた男性は「怪物」を知ろうとすることに。
話せないけど。やっぱり怪物は怪物らしい男性曰く「やばい」生き物ではあるけど。
お話の終わり、男性目線のトゥイミナの姿は。
ところどころで入ってる飼育書から魔人たちの世界も垣間見え、そんな種族もいるの!? みたいなこともあったり。
トゥイミナはまだ人型に近いけど、浮くフグ? みたいな見た目の飼い主さんもいたりするっぽいのが楽しい。
続巻きたらその飼い主さんたちも登場したりしないかなーと期待してます。
今回は「ニンゲンの飼い方」でした。
ではでは良い読書の時間を。
コメント