今日もお疲れ様です、エトです。
今回は「なんかもうつらい疲れたもう嫌だなんでこんな目にそうだ人生やめよう」
そんなときにタヌキに「ならタヌキになってみっか?」と勧誘されるお話です。

前半の悲鳴を吹き飛ばす後半すぎる



タヌキはタヌキで仲間を増やそうとしてるから、なんだけどね
まあそれも建前なのかなー? とは思いますが。
作中でそんな切迫して数減った! 増やせ! とかタヌキたちはしてませんし。
「毎日毎日つらい」
「がんばってるのにどうしてこうなってるんだろう?」
「なんて自分はダメなんだろう」
そんな人たちを見かけては、
「ならタヌキにならん?」
してるだけ。
しかも葉っぱで化かすだけなので、すぐに戻れるあっさりさ。
戻ったら戻ったで「おー戻ったなー、じゃあしかたないなー」でまったく残念そうでもない。
- タヌキがいっぱい
- ふかふかの毛皮
- めでたしめでたし
どうしても最初はつらそう、悲しそうな人たちが最初に出てきますが、最後はふかふか優しい世界。
あとおとぎ話のノリなのでタヌキが人間に恋してたり、一緒に暮らしてたりするのでそっちもファンタジーで◎。



一話目のOLさんとタヌキの関係もなんだか良い感じ
化けれるタヌキは長生き、人間と同じものも食べられると色々問題ないところもおとぎ話っぽい。
(当たり前だけどちゃんと食べ物に関して注意書きしてるところも好き。地味にとても大事)
化けタヌキは酒も飲めるしパフェを食べても平気だけど現実ではやめてね、みたいな。


ちなみにタヌキになって何すれば? ですが。
綺麗な景色を見に行って寝転がったり、宴会に混ざったり。
本格的にタヌキ生活がしたいなら飲める水場と寝床探し、狩りの方法。
あと最重要でしっかり食べて太ってふっさふさになること。



こう言ってるとお気楽に聞こえるけど実際やると大変そうではある



でも焼き鳥とお酒で宴会してたりもするからやっぱりうらやましい
なおちゃんと山の幸を売ったりして人間社会のお金を手に入れてるとか。


(とことん化けタヌキってしっかりしてるな、と感心。
けど価値観の違いで主役の一匹であるタヌキはバッタをめちゃくちゃ推してるけど、全然売れなくて嘆いてる)
なんか疲れたなあ。
自分は何してるんだろ。
エトはそんな頭があんまり回らないときに読んだりしてる、化けタヌキがいる優しい世界。
良い時間を。
ではでは。
コメント