今日もお疲れ様です、エトです。
今回は家にいながら旅ができる「Keep Driving」というゲームになります。
『Keep Driving』(Steamの購入ページに移動します)
Steam 2,000円 2025年2月6日発売(10月7日までセール中なので1,600円)
日本語対応
おすすめ度
一言で説明すると2Dドットの「車で旅する」ゲーム。
主人公の職業と車を選んで荷物を積んだらもう「いってきまーす!」と出発します。

そこまで忙しないゲームをしたくないときに、きれいなドット絵を背景にドライブ。
ゲーム内で音楽(たくさんある)をかけたり、山道を通って鳥や風の音を楽しめます。
ヒッチハイカーたちと出会ったり、よりよいドライブのためにバイトをしたり。
車とちょっとの荷物の気ままで自由な旅気分。
ただ、ミニゲームが頻繁にありすぎる、のが玉にきず。
そしてタイトル画面に行くまでが派手すぎる、なんで赤系統にしたのか。
(エトの環境だと起動直後にオレンジなフルスクリーンになるので目が痛い。
「Alt+Enter」で大きさを変えられると知らなかったら、この時点でいったん投げたかもしれない)

最初は日本語対応してませんでしたが、この度めでたく対応。
翻訳の質は上々。ときどき軽く「ん?」みたいに思う程度。
あと「故障車」が「故障者」になってたり脱字もちょこちょこ。
行き先はこのあとの旅次第。
一応音楽フェスにいく、としているらしいけど、そこに行ってもいいし行かなくてもいい。
旅の最中のイベントでたくさんの目的地が見つかるので、好きなものを。
ひとり言の多い主人公も「何がなんでもフェスに行きたい!」とも言わないし。
ヒッチハイカーを拾ってもいいし通り過ぎてもいい。
好きな音楽を見つけたら道中無限にくり返してもいい。
途中でアルバイトをして路銀を稼ぎ続けるのもあり。
ただし道中に起きるトラブルも容赦なく無限に襲いかかってくるぞ!
そんな車旅。
放置ゲームにしては忙しない、でもメインでやるには眺める時間が多め。
ということでエトは作業のおともに別のウインドウで開いてます。
上記のトラブル解決はミニゲームなので手が止まりますが、逆にそれまでにここの部分を進める!
とかできるのでわりとはかどります。

ついでにこっちも開いていたり。
ほぼ放置、キーボードを叩けば叩くほどいいので相性が良くて好きです。
キャラメイクと難易度変化
主人公
名前、見た目が固定なものの男女選択可能。イベントでは性差は特にない模様。
言動も恰好もどっちでもとれるようなもの。
試しに女性を選んでみたけど、ヒッチハイカーも今のところ何も言及してこず。
(坊やとか呼ばれるし性別で分岐まではたぶんない?)
あと個人的な感想で、見た目も正直どっちもあんまり変わらない。
結構個性的な見た目だなーと思うけど、海外のゲームなのでこの辺りは感覚の違いなのかも。
両親との関係
ミニゲームで失敗して車が立ち往生、のときのありがたい救済措置。
ただし関係が悪いと全然助けてくれない。
なので初回で「とても悪い」にすると即ゲームオーバーの可能性もあり。
失敗の実績はあるものの、初の車旅が右も左もわからないまま終わりたくないなら良好が無難。
慣れてきたら「とても悪い」にして「全部自力で切り抜けてやる!」
な猛者ドライバーになるのも楽しいかも。
(両親がいる設定は固定っぽい。あとお婆ちゃんもいるけどなかなかイベントがつらい…)
職業
3つから選べるけど好きなのでよし。
耐久度が低めな車を選ぶときはメカニックのバイトが便利かな、くらい。
学生の旅にしたり、無職の気まぐれな旅にしたり。
メカニックならお金が貯まったので旅行しようと思った、みたいな背景で楽しむ感じ。
アイテム
初回は母のお役立ち、2週目からはマイツールでも好きなものを。
わりとすぐになくなって補充したりするので、楽器以外はどっちでも。
(逆に楽器は何に使うのかまだ不明。会ってないヒッチハイカーに必要だったり?)
トラブルだらけな車の旅
車にアイテムを詰め込んだら出発!
……となるものの主人公の旅、災難が多い。めっちゃくちゃ多いです。
1回の目的地に着くまでに最低2回はトラブル(ミニゲーム)に遭遇する。

回避方法は主人公やヒッチハイカーの個人スキルで対処。
あとは道中で買う一部アイテムでも同じことができます。
しかしのろのろ運転、渋滞、前方に大型トラックとかはわかるものの。
カラスや羊の群れ、落石、立ち往生の車、落ちてる荷物、穴、道路で遊ぶ子ども、ヤバい連中。
とまあ多種多様すぎる。仕様のせいもあって治安や整備の悪い国に見えなくもない。
(でも羊の群れはもこもこがたくさんで可愛かった)
しかし「威厳のあるハヤブサ」みたいな「なんだこれ??」という出来事もあるものの、
「あおり運転」「ひかれた動物」「交通事故」
というのもあるので、ドット絵でも描写されてるのがつらい人はきついかも。
(特に事故はケガ人はいないようだけど、ミニゲーム中ずっと泣き声が聞こえるので地味にくる)
友達になったり追い出したりなヒッチハイカー
ドライブをしているとたまに道端に乗せてほしい人がいるので、乗せるかどうかを決められます。
そのまま通りすぎても問題なし。どこも交通量が多いので「止まらないと」とか思わなくていいのも気が楽。
ただ停まるまで「どんな人か、何人か」がわからないので、車によっては人数で断ることも。
たまに「これも載せてくれ」と別に持ち物を渡されたりもあって、一人乗せるだけでも結構大変。
(プレイ時はやりくりして載せたものの、そうしなかったら分岐があるのかも?)
でもスキルも増えるし、実績も解放されるので余裕があるなら乗せるのがおすすめ。
車内ではたまに会話が発生して、主人公と話したり同じヒッチハイカーと話したり。
後者は特定の組み合わせがあるのかもしれないので、見るのがなかなか大変そう。
周回プレイと持ってると便利なアイテム
周回プレイ
同じ車だと前回の旅のアップグレードを引き継げます。
ただ新しい車も解放されてるのでそれでももう一度、というのはお好みで。
(別の車を選ぶとボーナスはないです)
便利なアイテム
携帯用ストーブ
食事必須なものの、完成品を購入してると財布が厳しくなるのでいつも真っ先に探してます。
これがあると安い原材料だけでどうにかなるので本当におすすめ。
探索セット(バール、ロープ、懐中電灯、コンパス)
行ける場所が増えるので探索メインで進めたいときに。
特にコンパスはミニマップが出るようになるので迷わなくなります。
道中のトラブルのときにも活用されてるようなので、対処することが減るのも○
保温ボトル
これがないとコーヒーなどを買っても冷えるらしい。
携帯用ストーブが手に入ったらいらないかも。
おまけの注意
やたらアイテムにお酒がありますが、使うなら寝る前とか一か所に長い時間いるときに。
うっかり飲んで走り出すと、とんでもないデバフで即ゲームオーバーなことも。
ゲーム内でも絶対にやめておきましょう。
(ちなみに警察官に見つかってもそこは何もなし。あってもよかったかも)

おしまいに
最近ずっとデスクトップの半分に居続けてるお気に入りなゲーム。
音楽の評価も高いんですが、残念ながらエトには合わず。
(洋楽が好きな人は気に入ると思う)
なぜか車の走行音だけのほうが色々落ち着くので切ってます。
エンディングを考えるとヒッチハイカーをどんどん乗せたくなりますが、そうするとなかなか忙しい。
あっちに行ってこっちに行って、気づけばそのハイカーのイベントが期限切れになってる……。
なんてこともわりとあります。
もちろん絶対に一人旅がいい! な人でもそれでオッケーです。
ぐるぐるずっと町を巡って車が家、な生活でもまったく問題なし。
好きな車を選んで、気まぐれに人を乗せたりしながらのんびり旅。
よければ良いドライブの時間を。
ではでは。

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