会社名もチロルチョコとは知らなかった「チロルチョコで働いています」感想

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今日もお疲れ様です、エトです。
今回はよく見かけるお菓子のお仕事マンガになります。


チロルチョコで働いています お菓子メーカーの舞台裏お見せします (コミックエッセイ)

これ。タイトルが長いので後半を切ってしまいましたが大事なので2回目正式名称、

チロルチョコで働いています お菓子メーカーの舞台裏お見せします

企画室の新入社員な女性が主人公ですが、工場にも行ったりしてます。
(というか作り方を知るために社員は研修で行ってるっぽい)
2015年とだいぶ前の作品なので、今はまた違うのかなーと思いつつずっと、

へー

ばっかりで読み進めてました。
というか開いてすぐにタイトルに書いた会社名の事実にびっくり。
なんか勝手にチョコレートなあの会社とかのお菓子だと思い込んでました。
そのまま「チロルチョコ株式会社」のお菓子だそう。

日々新商品のお菓子を買って材料の使い方に感心したり、パッケージの研究をしたり。
職場にお菓子コーナーがあるのはなんだかちょっとうらやましい。
でも新商品のためにあちこち連絡したり会議したりと、当たり前だけどおやつ一色でもなし。
長年新しい味を出してる大変さがしっかりわかる一冊でもありました。
(でも絵柄が可愛いのであんまり「修羅場!」な雰囲気は見えない。忙しそうだけど)

目次

主な話は「しろくま」作り

と書く前に、最初にひとつ「しろくま」が好きな人には「ごめんなさい」を。
エトは果物そのままは好きなんですが、お菓子に入ってるものはそこまで好きではなく。
選ぶのはほぼ確実にチョコレートという偏った舌をしてるため「しろくま」を知りませんでした

なので最初に作中で「しろくまアイス」の話題が出たとき、

なんのアイス??

と疑問符だらけでした。重ねて好きな人には申し訳なく。
(フルーツどっさりの冷たいかき氷やアイスなのか、なるほどとすぐわかりましたが)

候補に出てくるたくさんのフルーツの数に「氷に映えるなあ」
と思いましたが、そこは大きさチロルチョコ。
あんなに小さい中に入れるには選別が必要。
そもそもチロルチョコに水分たっぷりな果物のままは無理。

どうするんだろと思ったら、ゼリーなどで代用する案が出てきたり。
小豆はフリーズドライでとかポンと出てきたり。

次のびっくりは試作品が1時間かからずできること
分担して作ればその日のうちにパクっとアイデアが食べられるそう。
お菓子なんだからそれはそうなのかと思いつつ。
やっぱり完成品を思い浮かべると「それくらいでできるんだ」の驚き。

デザイナーさんたちの苦労もわかるパッケージ作り

味が決まったらそこからほぼパッケージの話に。
もっと「この味にするんだ!」が中心かと思ってたので意外でした。

でも食べる以前に手に取られる必要がある、というので納得。
マンガも表紙が大事だし、動画もサムネが重要。
そこで「おもしろそう」と思わないとそもそも再生しない。

それが味となるとさらに難しそうと思ってたら、案の定考えが深い深い。
「手に取るほうはそこまで考えてないんだけどなー」
とも思ったんですが、逆にそうだから工夫が必要なのかとしみじみ。
色合いとか完成品しか見てないから、何がいけないのかあんまりわからず。
(イラストとか描いてる人だと共感があるのかも)

にしてもパッと見て味がわかるように、というのが難題すぎる。
受け取るほうが知らないと意味がない。
なので奇抜であればいいってものでもない。
難しい。デザイナーさんってすごい。

こだわりは手作業に直結してる

後半は上の白熊チロルの製造の話がありますが、ほんと大変そう
チロルの大きさでも具材は数種類いれる、と最初に決まってるのでそれを入れてるんですが。

細かい、掃除のとき大変数を合わせるので人出必須

と企画の段階では「製造の負担を軽くする」目的もあったものの。
ふたを開けてみればこうなるという。
エトも前に似たようなところで働いたことがあるので、ここは色々と思い出しました。
色々と

とりあえず「手を早く動かせばなんとかなる」は今もどうかと思ってます。
間違ってもないけど正解でもないわ
せめてこれだけこだわりと熱意と気遣いが見えたら、また違ったのかどうなのか。

閑話休題。
箱に並んだチロルしか印象になかったので「催事もの?」と思って検索したんですが。

ハロウィン間近な現在、

こんなのとか。

こんなのを発見。

いつも同じ味しか探さず買わないエトには知らない商品だらけでした。
そういえばイベントものの棚とかは素通りだなあ、と自分の買い物を振り返ったり。

チロルチョコ買いに行きました

影響されやすいですが買いに行きました。
上に書いたようにあいかわらずいつもの同じ味ばっかり選びましたが。
ビスケット、アーモンド、生クリームのミルクとか。

そういえば今どんな新商品があるんだろ?
と公式ページに行ってみたら「チュロル」というチュロスを再現したチロルチョコが。
チュロス風味のあんってどんな感じなのかと思いつつ、まだ試してません。
まずチュロスをそこまで食べない…

作中の企画部の人たちのアンテナの張り方を見ると、もっと色々試そうかとは思うんですが。
エトには味への挑戦はなかなか難しく。
甘いと言ってもチョコレートとあんこの甘さってどうしても違いますし。
無理する必要はないかなーと定番らしいチョコのチロルをかじりながら。

チロルチョコの大人買いも良いものでしたので、おすすめに。
ではでは。


チロルチョコで働いています お菓子メーカーの舞台裏お見せします (コミックエッセイ)

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