今日もお疲れ様です、エトです。
今回は喫茶店でのゆっくり時間、紅茶にまつわる愛の重い知識がたっぷり。
そんな「猫と紳士のティールーム」になります。
現在既刊4巻。エトは3巻まで読了済み。
- 紅茶のうんちく
- 雰囲気のいい喫茶店
- 賢い大きな猫
- 可愛いおじさん
いつものごとく疲れたときに読んでる一冊。
話も日常からちょっと離れて休憩をする、のでほぼほぼ喫茶店の中のみ。
事件の「じ」の字もありません。平和そのもの。
話の流れも紅茶を頼む、お菓子と一緒に食べる、とんでもなく合う! なんだこれ!?
食レポからの怒涛の紅茶の説明。
まあここは読み飛ばしても問題ないので、エトは飛ばすときは飛ばしてます。
読んで「へー」ってなるときはなりますが、疲れてるときは文字がつらいので。
でも「おいしい……」と大きく息をつくキャラたちの顔が好きなので、
登場する人たちが苦しくない
不穏な空気は不要
こういうのがほしいときにそっと差し出したい漫画です。
ただ店主さんが「イケオジ」というのをめっちゃくちゃに推してくるので、
「正直しつこい」
というときがなきにしもあらず。
(一部のお客さんを除いてとりあえず『イケメンだな…』から入る。お約束にしてる流れっぽい)
まあ実際イケメンだし、賢いペットというか相棒の大きな猫との組み合わせは最高なのですが。
内面を知っていくうちに「可愛い」の割合が大きくなってしまって、
「イケメン……?」
けなしているわけでなくて、うーんいやどっちかというと可愛い人なんだよなー、と。
初対面のお客さんたちと離れてしまって、エトにはもうイケオジには見えず。
喫茶店のマスターとしての腕前は洗練されててすごいんですが。
ただしそんなスマート店主でも喫茶店経営は3巻時点で赤字まみれ。
一話目でおすすめ紅茶(ケーキ付き紅茶2杯)で700円とあって、
この価格って大丈夫なのか……?
と思ってたら「やっぱりかい」の想像どおりの有様。
ただけっこう早い段階で「資産のある人の趣味経営かな」と予想がつきましたが。
この辺は周囲の人が怒鳴ってますが正直、
もっと言ってやれ、もっと。潰れる。
完全に周囲の人を応援してました。
知識も紅茶の淹れ方もきっちりしてるので、なんでそこが下手なのか。
どうやら普通に働いていた経験もあるっぽいのに。

若干やきもきする部分もあるのも、実際行ってみたいなーと思うからなんですよね。
こんなところが近場にあったら通い詰めるのに、なんでそんな潰れそうなことしてるのかと。
作中で言葉の強いお婆ちゃんが出てくるんですが、もっとどんどん言ってくださいと思うくらい。
(ちなみにエトはこのお婆ちゃんと旦那さんのやり取りが好き)
これから恋愛とかは入るのかどうなのか、と思うけどあってもなくても。
あったらすごく遅々としたモダモダじれったい進みになりそうで、それはそれで見たい気もするんですが。
とりあえず今は喫茶店の雰囲気と紅茶、お菓子。あとは賢い大きな猫が好きな人におすすめ。
良い時間を。
ではでは。
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